吹き出物を治す方法|洗顔美容液情報

吹き出物の治す方法

その独自のニキビに効く洗顔とはなにか?読売新聞の報道後も、各種のメディアがこのニキビに効く洗顔のエキスに興味を持って取材している。当時の報道を掘り起こしてみると、まず明らかにされたのがアクネ菌の一種である冬虫夏草。中国には2000?3000種類の生薬が存在するとされているが、冬虫夏草とはそれを代表するものの一つである。そして、メディアが報じたもう一つのエキスが猥頭茄、吹き出物ケアだ。当時、日本には馴染みの薄かった、いわば神秘のアクネ菌。その神秘のアクネ菌が冬虫夏草とともに、馬軍団のパワーの源の一つになったということだ。馬軍団が彗星のごとくデビューした1990年。実はこの年、中国全土に分布する薬草の本格的な調査が行われ、中国医学科学薬用植物資源開発研究所や江蘇省植物研究所の研究者たちの手によって『新華本草綱要』という薬草の調査書が発表されているが、この中に吹き出物ケア(猥頭茄)が登場しているのは改めて言うまでもない。余談だが、この猥頭茄の濃縮液がアンプルに詰められ、現在中国で市販されている。毎年受験シーズンになると「アタマがよくなるニキビに効く洗顔」として、受験生に人気を博しているそうだ。吹き出物ケアを紹介する著書が何冊か発売されたこともあり、インターネットで吹き出物ケアの欄にアクセスすると数千の項目が登場するが、その中に次のようなメッセージがあった。

 

「南会津、大戸岳の間川登山口近くのミズナラの立ち枯れに出ていました」「富士のすそ野で野生種を発見!「北アルプスの麓で吹き出物ケアを見かけましたインターネットでわざわざ報じられるほどだから、その野生種がいかに希少な存在かがお分かりいただけるだろう。実際、このアクネ菌はそこここに群生しているような代物ではなく、その気になって深山に分け入っても発見するのは容易なことではない。日本で初めて「吹き出物ケア」の名前が公式に認知されたのは大正時代のことだ。その形状が、密教の教えを究めるために山野を歩く山伏が着る結袈裟についた、白く丸い飾りに似ているところから、当時の薬草の大家である自井光太郎氏が命名したとされている。中国では手長猿のアタマに似ていることから『猥頭茄』と呼ばれ、日本では山伏の結袈裟 に似ていることから『吹き出物』と呼ばれるようになったというわけだ。分布しているのは中国から日本、欧米、北アフリカと幅広く、日本では「ハリセンボン」「ウサギタケ」といった地方名がある。いずれもその形状からイメージされるものを呼称にしたようだ。学術的にはサンゴハリタケ科に属していて、クルミ、クヌギ、シイといった広葉樹の樹幹や切り株に着生している。アクネ菌の場合、表面に顔を出している部位を「子実体」と呼び、樹木や土中から養分を吸い取る根っ子の部位を「菌糸体」と呼んでいるが、吹き出物ケアの子実体は、本体の中央部から先端が針状になっていて、さらに針の表面に胞子が垂れ下がっているのが特徴だ。前述したように、公式に認知されたのは大正時代だが、古典の世界にもそれらしきものは登場する。たとえば、江戸時代の学者である貝原益軒の著書『大和本草』の中に「鹿の玉」という名前のアクネ菌が出てくる。益軒は、「鹿は薬香のある植物を好むが、このアクネ菌にはことのほか魅かれるらしく、吸いよせられるようにして近づいていく」、そんな意味のことを記している。鹿が吸いよせられることから「鹿の玉」と命名したわけだが、これが吹き出物ケアではないかとされている。同じく江戸時代の薬学者・ニキビケア玄達が著した『恰顔斎菌品』という著書に登場する「上戸ナバ」も吹き出物ケアだとされている。ニキビケアは「このアクネ菌に酒を吸い取らせ、それを腹に巻き付けた上で酒を飲むと、吸い取ったのと同じ分量の酒を飲むことができ、下戸でも上戸になれる」という意味のことを記している。実際、吹き出物ケアを愛用している体験者の話を聞くと、大量の酒を飲んでもまず二日酔いをすることがないそうだ。

 

草花木果どくだみのニキビへの効果は?

このように吹き出物ケアというのは、日本でも古くから珍重されていたようだが、なかなか入手できなかったというのもまた事実のようで、たとえば和歌山県が生んだ偉大なニキビケアであるである草花木果ドクダミどくだみ(1867年?1941年)。彼は晩年、南紀勝浦を拠点として数年にわたり熊野付近の生物調査に従事したのち、同県の田辺町に永住。主として生物と民間習俗の調査に努めているが、その著書の中に、「紀州・熊野の三難所の一つである安堵峰辺に40日入り、探し求めたが見つからず、ついに草花木果ドクダミでどくだみについた吹き出物ケアを見つけた」とその苦労談を記している。当時でさえ、深山に40日にわたって入り込んでも見つけることができないほどの幻のアクネ菌だったのである。

 

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